こんにちは！りーこです！
私は糖尿病療養指導士(CDEJ)の資格を取得しました。
糖尿病療養指導士とは、日本糖尿病療養指導士認定機構で認定をしている資格で、
糖尿病治療の大切な自己管理を患者さんに指導する医療スタッフのことです。
看護師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士、そして薬剤師の資格を持つ医療スタッフがCDEJの認定取得を目指すことができます。
認定されるための試験内容は、①客観試験と②自験例を10症例があります。
そもそもどんな症例を選べばいいのかわからないよ…
初めて症例を書く方の参考になるように症例の見つけ方教えるよ！
今回は、糖尿病療養指導士に合格するための自験例・症例の見つけ方を例文付きで紹介します。
私は薬剤師ですが、その他の職種でも糖尿病療養指導士を目指す方の参考になると思います。
- 糖尿病療養指導士を目指しているけど、どんな症例を選べばいいのか分からない方
- 症例は見つけたけれど、どんな風に文章にしたらいいか分からない方
これだけは押さえておきたいこと
症例を探す前に押さえておきたいことが１つだけあります！
それは…患者さんに一言でタイトルを付けてみることです。
毎日の業務で関わった患者さんに自分なりのタイトルを付けてみましょう。
タイトルを付けてみることで、その患者さんの問題点や改善した点などにフォーカスすることができると思います。
日頃から業務の合間に関わった患者さんをメモしておくことを忘れずに！
おすすめの症例
ここからは実際に症例を書くときに参考になるよう例示していきます。
皆さんの施設にはこんな患者さんいませんか？
- 1型初発
- 自己中断
- シックデイ
- 要介護
- 膵臓摘出後
- 合併症進行
- インスリンボール
- 薬剤性糖尿病
- 挙児希望
- 妊娠糖尿病
1型初発
急性合併症（DKAなど）を機に発見された初発の１型糖尿病
小児の１型糖尿病
自己中断
１型糖尿病でインスリンを自己中断しケトアシドーシスで搬送されてきた例
２型糖尿病の中年男性が仕事が忙しく自己中断した例
シックデイ
１型糖尿病患者が体調不良で食事の摂取ができなくなりインスリンを全て自己中断した例
２型糖尿病患者が感染症に罹患した例
要介護
インスリンの導入が必要であり家族の協力を得た例
消化器疾患術後
膵臓がん術後のためインスリン導入が必要となった例
胃切除後の胃がん患者の血糖コントロールに難渋した例
合併症進行
網膜症が進行し内服薬の管理が困難になった例
末梢神経障害が進行しインスリンの手技確立に難渋した例
薬剤性糖尿病
抗がん剤投与中の血糖コントロール例
ステロイド糖尿病の血糖コントロール例
挙児希望
挙児希望あり内服薬からインスリンへ切替えた例
妊娠糖尿病（GDM）
妊娠糖尿病患者へのインスリン導入例
まとめ
日常関わる患者さんの中にも症例の候補になりそうな例が意外と多くあるよね！
小さい問題点でもいいので見つける癖をつけると症例を書く際はもちろんのこと、
患者さんに医療者としてなにを還元することができるのか考えるきっかけにもなりますよ。
これなら私にも症例が書けそう！
症例になりそうな患者さんを見つけたら、その後は文章に書き起こす必要があります。
１つの症例に対して800文字くらいは記載した方が良いと思います。
実際に症例を文章にした例文も今後こちらのブログで紹介していますので是非参考にしてください。
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